スーパーラグビーでサンウルブズ、歴史的勝利を奪う。
暑かった7月15日、秩父宮ラグビー場が揺れた。
スーパーラグビー2017最終戦が秩父宮ラグビー場にて行われた。
サンウルブズ(日本)がブルーズ(ニュージランド)を破った。48対21の大勝利!
ラグビー王国ニュージーランドのチームを倒したのは初めて。
前半8分、相手に先制を許した。12分にはSH内田啓介がプレッシャーをかけられてボールを失い、つながれて連続失点。
しかしサンウルブズは16分に反撃する。ゴール前でPKを得、クイックタップからの連続攻撃でCTBティモシー・ラファエレが突っ込んでインゴールに押さえ、スコアボードを動かした。
25分に相手FBマイケル・コリンズにインターセプトトライを許し、点差を広げられたものの、スピーディーなアタックは攻撃力高いブルーズにもひけをとらず、食い下がった。そして38分、クイックスローインから果敢に攻めて、しなやかな走りで防御網を切り裂いたWTB松島幸太朗からNO8徳永祥尭、SH内田とつながり、トライ。
14-21と7点差に詰めて前半を終えた。
53分(後半13分)にはカウンターラックでボールを奪い返し、松島が蹴ったボールをチェイスしたCTB山中亮平がインゴールで押さえ、トライが認められた。
ブルーズのFLジェローム・カイノが危険なタックルでイエローカードとなり、数的有利となったサンウルブズは58分、ラインアウトからモールで押し込み、相手の反則によりペナルティトライを獲得して逆転。26-21となった。
63分には相手のラインアウト失敗から敵陣深くでチャンスとなり、途中出場のSH茂野海人がインゴールに突っ込み加点する。
68分には相手が失ったボールを茂野が足にかけ自ら確保してゴールに迫り、CTBラファエレにつないで勝利を引き寄せた。
勢いに乗ったサンウルブズは75分、敵陣深くで相手キックをチャージしてラファエレがハットトリックを達成。
そして78分には松島のビッグタックルからボールを奪い返し、徳永がチーム8本目のトライを挙げ、歓喜の瞬間を迎えた。
後半はブルースをノースコアに抑えての会心の勝利だった。
今季からサンウルブズの指揮を執ったフィロ・ティアティア ヘッドコーチはコメントとして
「ハードワークをしてくれたスタッフ、選手一人ひとりを称えたい。そして、世界で最もすばらしいファンの皆様に心から感謝の言葉を申し上げたい」と語った。
この歴史的快挙をなぜか国営放送はPM7時のニュースでなぜか伝えていない?!
なんでだ?
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