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夏の甲子園で常連校が激突、野球の神様が微笑むのは

公開日: : スポーツ

夏の甲子園大会
組み合わせがえらいことになってますな。

今年は有力校が大会4日目に固まりました。

8月10日(木)のカード
広陵(広島)-中京大中京(愛知)
横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)
そして
興南(沖縄)-智弁和歌山(和歌山)
大阪桐蔭(大阪)-米子松蔭(鳥取)
これはまさに死のブロックですね。
凄いです。
8月10日は高校野球から目を離せない。
こうゆう大会はくじ運、とても大切です。
ハテサテどう転ぶか。

さて今大会の注目点はと言うと

大阪桐蔭(大阪)→なるか史上初の二度目の春夏連覇。に挑む
作新学院(栃木)→史上7校目となる夏の甲子園連覇に挑む
秀岳館(熊本)→3季連続ベスト4、病床の鍛冶舎監督の悲願、初優勝へ
北海(南北海道)→2016年準優勝&歴代全国最多出場校
夏の選手権優勝経験校 →中京大中京(愛知)、智辯和歌山(和歌山)、横浜(神奈川)、奈良(天理)、松商学園(長野)明徳義塾(高知)、前橋育英(群馬)
  初出場校 →坂井(福井)、藤枝明誠(静岡)、津田学園(三重)、おかやま山陽(岡山)、下関国際(山口)、早稲田佐賀(佐賀)

こんなところですかね。

○日程順に予想をしてみたいと思います。

【1回戦】

第1日 8月7日(月) 
1回戦☓3試合

  9時00分 開会式

 10時30分 第1試合 彦根東(滋賀)-波佐見(長崎)★
13時00分 第2試合 済美(愛媛)-東筑(福岡)
15時30分 第3試合 藤枝明誠(静岡)-津田学園(三重)★

第2日 8月8日(火)
1回戦☓4試合

8時00分 第1試合 作新学院(栃木)-盛岡大付(岩手)★
10時30分 第2試合 松商学園(長野)-土浦日大(茨城)
13時00分 第3試合 前橋育英(群馬)-山梨学院(山梨)
15時30分 第4試合 日大山形(山形)-明徳義塾(高知)

第3日 8月9日(水)
1回戦☓4試合

8時00分 第1試合 木更津総合(千葉)-日本航空石川(石川)★
10時30分 第2試合 開星(島根)-花咲徳栄(埼玉)
13時00分 第3試合 聖光学院(福島)-おかやま山陽(岡山)
15時30分 第4試合 早稲田佐賀(佐賀)-聖心ウルスラ(宮崎)

第4日 8月10日(木)
1回戦☓4試合

8時00分 第1試合 広陵(広島)-中京大中京(愛知)★★
10時30分 第2試合 横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)★★★
13時00分 第3試合 興南(沖縄)-智弁和歌山(和歌山)★
15時30分 第4試合 大阪桐蔭(大阪)-米子松蔭(鳥取)

第5日 8月11日(金)
1回戦☓2試合

9時30分 第1試合 滝川西(北北海道)-仙台育英(宮城)
12時00分 第2試合 日本文理(新潟)-鳴門渦潮(徳島)

【2回戦】

第5日 8月11日(金)
2回戦☓1試合
14時30分 第3試合 北海(南北海道)-神戸国際大付属(兵庫)★

第6日 8月12日(土)
2回戦☓4試合

8時00分 第1試合 大垣日大(岐阜)-天理(奈良)
10時30分 第2試合 三本松(香川)-下関国際(山口)
13時00分 第3試合 明桜(秋田)-二松学舎大付(東東京)★
15時30分 第4試合 明豊(大分)-坂井(福井)

第7日 8月13日(日)
2回戦☓4試合

8時00分 第1試合 京都成章(京都)-神村学園(鹿児島)
10時30分 第2試合 高岡商(富山)-東海大菅生(西東京)★
13時00分 第3試合 青森山田(青森)-第1日の第1試合の勝者
15時30分 第4試合・・・

○注目カード

・第1日 8月7日(月)10時30分 第1試合 彦根東(滋賀)-波佐見(長崎)

注目の開幕カードは公立高校同士の顔合わせとなりました。

彦根東は県下有数の進学校として知られます。
これまで甲子園に春3度、夏1度の計4度出場して、未勝利。
悲願の初勝利を目指す。
京大進学志望の2年生エース左腕・増居翔太選手の活躍がカギを握る。

一方の波佐見高校は16年ぶり3回目の夏。
左右の好投手、隅田知一郎と村川竜也が万全ならば、攻略するのは中々難しい。
2年生3・4番コンビの早熊拳太と内野裕太がどこまで本来の力を発揮できるかがポイント。
快速1番バッター・村川大介の出塁がカギを握る。

甲子園長崎大会決勝は波佐見が延長の末に清峰を下し、16年ぶりの夏!
初出場校同士のフレッシュな対決!

・第1日 8月7日(月) 15時30分 第3試合 藤枝明誠(静岡)-津田学園(三重)

こちらも大会初日に行われる初出場校同士の対戦。

藤枝明誠のエース・久保田蒼布はU―18高校日本代表の第1次候補
打線は静岡大会準決勝で、静岡高校のプロ注目左腕・池谷をKOし、14-6で圧勝。
続く決勝戦でも、日大三島の好左腕・海野を攻略。
静岡戦は23安打、日大三島20安打。
静岡県大会決勝記録の23得点を奪った。

今大会は、木更津総合(千葉)・山下、秀岳館(熊本)・川端、田浦、
広陵(広島)・平元、仙台育英(宮城)・長谷川といった、好投手左腕が多数いる。
そんな中、左腕に滅法強い藤枝明誠は勢いに乗れば台風の目になるかもしれない。

津田学園は1996、2002年のセンバツ以来の甲子園。
エースで主将の水谷選手がチームの軸。
三重大会準決勝では、プロ注目の150キロ右腕・菰野の岡林を攻略し、七回コールド勝ち。
甲子園に出場する高いレベルの投手にも通用する打線を誇る。

・ 第2日 8月8日(火) 作新学院(栃木)-盛岡大付(岩手)

夏連覇を目指す作新学院と実力校の盛岡大付の好カード。

昨年のエース今井達也投手のようなプロ注目投手はいないものの、
投打に安定感があり打撃陣も好調の作新学院。
エース大関を中心にまとまったチーム。

対する盛岡大付は高校通算60本塁打を誇る4番・植田拓が打の中心。
最速144キロ右腕の平松竜也、最速140キロ左腕の三浦瑞樹の二枚看板で層が厚い。
キャプテン比嘉を中心に打線に切れ目もなく長打もある。

甲子園経験豊富な選手が数多く揃う実力校同士の好ゲームに期待。

そして優勝候補が集結!死のブロック
・ 第4日 8月10日(木) 第1試合 広陵(広島)-中京大中京(愛知)
             第2試合 横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)

優勝候補が激突する死のブロックが誕生。

プロ注目のバッテリー平元-中村を擁する広陵。
対する中京大中京は大会屈指の重量打線が持ち味。

広島新庄は3連覇を阻んだ、出場チーム中最高峰クラスの守備力を誇る広陵の守りと、
中京大中京の強力打線の激突から目が離せない。

そして、もう一つのカードは川端、田浦のプロ注目左腕を擁する秀岳館とタレント軍団の横浜。
秀岳館鍛冶舎監督は今季限りの勇退を明言しており、はなむけとなる結果を出すことが出来るか。

大会ナンバーワンスラッガーで、世代最高の右のスラッガー増田が
秀岳館のサウスポーコンビを打ち崩せるか。
5番を打つ悩める大砲・万波の復調も鍵。

さらにこの2カードで勝ったチームが2回戦で激突。
普通なら準決勝、決勝のような組み合わせが1、2回戦でぶつかり合うとは。

野球の神様の気まぐれは恐ろしい。
史上最も厳しい”ベスト32をかけた戦い”に注目が集まる。

・ 第4日 8月10日(木) 第4試合 大阪桐蔭(大阪)-米子松蔭(鳥取)

予選準決勝で履正社を、決勝で公立校の大冠を突き放して優勝した大阪桐蔭、
史上初の2度目の春夏連覇を目指します。

対するは17年ぶりの3回目の夏となる米子松陰。
就任2年目の笠尾監督は前身の米子商が甲子園に初出場した時の選手。

その時の3回戦出場が最高成績。

正直、大阪桐蔭との戦力差はかなりある。
ただ、 相手は同じ高校生。
臆せずぶつかって、大金星をあげて欲しい。

ちなみに大会4日目に出場する8チーム中、米子松蔭を除く7チームが優勝経験校。
そのうち、4校は春夏連覇経験校。

ちなみに春夏連覇を達成したのは史上7校のみ。

再度強調しておくが
【大会4日目のカード】

広陵VS中京大中京(66年春夏連覇)
秀岳館VS横浜(98年春夏連覇)
智弁和歌山VS興南(10年春夏連覇)
米子松蔭VS大阪桐蔭(12年春夏連覇)

・第5日 8月11日(金) 14時30分 第3試合 北海(南北海道)-神戸国際大付属(兵庫)

2016年準優勝&歴代全国最多38回出場の北海。
実は昨年の準優勝メンバーが7名も残っている経験豊富なチーム。
昨年のチームは、エース大西健斗投手(現慶応大学)に依存していた部分があった。
しかし、今年のチームは総合力で勝ち上がってきた。
あとは投手陣のでき次第。
昨年のチームで、2年生ながら5番として試合に出場した
川村友斗選手を中心にまとまりもある。

対するは兵庫県大会で、2017選抜ベスト4の報徳学園を破った神戸国際大付属。
予選の戦いぶりをみると、
エース・岡野と捕手・猪田を中心に安定感があるチーム。
他を圧倒する打力があるわけではありませんが、
堅い守りとソツのない攻撃が持ち味。
4番も務める猪田は逆方向にも長打を打てる右の強打者でもあり戦力的には十分だ。
大会屈指の捕手・広陵の中村とは異なる魅力を兼ね備えた世代屈指の捕手の活躍に期待。

・第6日 8月12日(土) 13時00分 第3試合 明桜(秋田)-二松学舎大付(東東京)

予選の打率が4割超の二松学舎大付は、強打というよりは堅実なチーム。エースらしくなって戻ってきた投手市川のでき次第。
戦力的にはややリードか。

一方、明桜の好投手・山口航は右肩に不安あり、日程的には恵まれたのでこれをぜひ生かしたい。

・第7日 8月13日(土) 10時30分 第2試合 高岡商(富山)-東海大菅生(西東京)

実力校がひしめいた西東京を勝ち残った東海大菅生。投手力が高く、早稲田・日大三を破った事で自信を付けた。

春夏連続出場の高岡商は層の厚い投手陣が自慢、どこまで東海大菅生打線に通じるか。

○最後に
毎年死のブロックが出来るが、今大会は凄い組み合わせ
大会4日目です。

第1試合 広陵(広島)-中京大中京(愛知)
横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)
興南(沖縄)-智弁和歌山(和歌山)
大阪桐蔭(大阪)-米子松蔭(鳥取)

優勝候補同士の対決に注目が集まります。

今年は開幕早々あめの予報も有り
ひょっとして8月10日の日程がおぼん休暇にずれ込む可能性もあります。
そうなると喜ぶ人が多いかな。

いよいよ暑い夏が始まります。

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